F5 Distributed Cloud Web Application and API Protection(WAAP)は、簡単に導入可能で強力な4本柱のSaaS型ソリューションであり、アプリケーションとAPIのための高度なセキュリティを実現します。
アプリケーションは今日のビジネスに欠かせず、Statista.comによると、2021年の全世界の企業によるソフトウェア支出は6,000億米ドルを超えると予想されています。一方、世界中でアプリケーションの導入と使用が増加していることから、強力なアプリケーションセキュリティが必要とされています。
組織では、クラウドプロバイダ、エッジロケーション、パブリックおよびプライベート環境にまたがる分散型モデルでアプリケーションを導入することが多くなっているため、保護強化の必要性が高まっています。これは、マイクロサービスや複数の分散型クラスタで構築された最新のアプリケーションを使用している場合、特に顕著です。
その一方で、サイバー犯罪者は、アプリケーション環境が全体的に複雑化していることもあり、アプリケーションやITインフラストラクチャの公開、改ざん、無効化、盗用、またはそれらへのアクセス権の不正取得を行う方法をこれまで以上に多く見つけています。攻撃は、アプリケーション対象のすべてのインタラクション ポイントのベクトルから行われており、高度で広範な防御が必要とされています。攻撃者は、脆弱性(最近の例ではLog4j)を悪用する方法はないか絶えず狙っています。
今日のセキュリティ環境では、「すべての組織が何らかの攻撃を頻繁に受けることを想定しなければなりませんが、組織も攻撃者も一様な集団ではありません」と、F5 Labsの「2022年版アプリケーション プロテクション レポート」で述べられています。「各組織で、複数のネットワーク上で実行するアプリケーション、保存しているデータの種類、顧客、管理、規制体制、リスク選好はそれぞれ異なります。アプリケーションアーキテクチャは、パフォーマンスと耐障害性を求めてますます分散化、非集中化しており、その結果、データ保護に関して複数の責任が交錯することになります。」
アプリケーション環境の進化と拡大に伴い、包括的なアプリケーションのセキュリティ戦略の重要性が示されています。これは、多層的なアプローチを導入し、アプリケーションのライフサイクルに関与するすべてのチームが、より協調してセキュリティに取り組むことを意味します。
F5では、組織のWebアプリケーションやAPIに対する徹底した防御と協調的なセキュリティ アーキテクチャを提供するために、F5 Distributed Cloud Web Application and API Protection(WAAP)を導入しています。
SaaSベースのF5 Distributed Cloud WAAPは、マルチクラウドや分散環境に導入されたWebアプリケーションやAPIを保護し、アプリケーションのセキュリティ機能を簡素化するとともに、全体的な効率性を高めます。今日の現代企業のデジタル エクスペリエンスを保護する上で欠かせない次の4つの主要コンポーネントを統合しています。
Distributed Cloud WAAPは、組織のサイロを解消し、新旧の運用モデル、レガシー アプリケーションと最新アプリケーションの橋渡しをビジネス レベルと技術レベルで実現します。クラウド、データ センタ、エッジ ロケーションにおけるセキュリティ ポリシーと実施を簡素化し、複雑さを軽減し、より一貫性のあるポリシーを確保します。
これらの重要なビジネス成果は、以下によって実現します。
つまり、F5 Distributed Cloud WAAPを使用することで、組織は、安全なアプリケーションをデジタルの差別化要因とすることができます。
詳細については、F5の販売担当員までお問い合わせください。F5 Distributed Cloud WAAPは、インタラクティブ シミュレータで無料体験できます。詳細は、f5.comをご覧ください。